伊の蔵・レザーで働き始めてからもう直ぐ一年になろうとする弟子が、母親の誕生日にとロングウォレットを製作しました。ここに始めて訪れ、革のレースで四つ編みを教えた時は「世の中には不器用な人っているんだな。」とおもったほどでした。が、何より革が好きな事と、接客もこなせる人柄で工房に来てもらうことにことになりました。今では、立派なレザークラフトマンになり、私の片腕となってくれています。これからの成長もこの工房での楽しみのひとつです。